東洋水産:西日本基幹工場と物流センターが竣工
2016.08.11
東洋水産は、「関西工場」及び「関西物流センター」が2016年8月に竣工した。2015年8月に総投資額約197億円で兵庫県神戸市西区に建設中であった工場・施設である。これにより、現在の神戸工場(東灘区)での即席面生産は終了する。これら完成を契機に、顧客満足のために一段とサービス強化に努めていく考えである。
関西工場には最新鋭設備(カップ麺、袋麺などの4ライン)が導され、赤いきつねうどん・昔ながらのソース焼そば・カレーうどんなどが製造される。西日本最大規模の即席めん製造工場で、東洋水産グループの西の基幹工場となる予定だ。
具体的には、大型の直線ラインによる省力設備や衛生と品質管理を重視した最新の設備で、空調の集中管理システムを導入するなどである。また関西物流センターでは、資材自動倉庫設置による原材料管理体制の集約と効率化が進められ、関西工場製品だけではなく他工場製品の集約や配送も行うことで、西日本地区全体をカバーする。