日清製粉:国内初「JFS-E-C」認証を取得
2016.09.11
日清製粉は、日本発の食品安全マネジメントシステム「JFS-E-C」の認証を国内の食品会社として初めて取得した。同社では、これまで「ISO22000」の認証取得や「AIBフードセーフティ監査・指導システム」を受審し、食品安全への取り組みを積極的に推進してきた。
2012年には国際的規格「FSSC22000」を、本社と国内全工場が一体となって取得している。今回、新たに「JFS-E-C」の規格を導入することで"品質管理"と"食品安全"の強化を図る考えである。
「JFS-E-C」は、人食品安全マネジメント協会(JFSM)が、2016年7月に公表した日本発の食品安全マネジメントシステムの製造セクターの規格である。従来の国際的規格「FSSC22000」に、「現場からの改善提案の活用」と「食品偽装防止対策」の2点を追加し、より厳しい規格としたものである。
(※)JFSM(Japan Food Safety Management Association)...2016年1月に同グループ本社を含む食品事業者18社と有識者2人が設立者となり、食品事業者の食品安全、品質管理及び信頼性確保等を目的として設立された団体。