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セブン&アイ:レンジ加温可能なアルミレスパウチ採用

2016.09.19

n_20160918_02.jpg セブン&アイ・ホールディングスは、プライベートブランド(PB)「セブンゴールド」シリーズの「金のハンバーグ」と「金のビーフカレー」、「金のビーフシチュー」の3品に、パウチのまま電子レンジ加温できるアルミレスの「蒸できスタンディングパウチ」(凸版印刷)を採用した。
 同3品は、2010年の販売以来、累計1億個を販売する同社の人気商品である。従来はパウチ素材にアルミが使用され、レンジでの加温はできなかった。今回、アルミレスパウチを採用し、パウチのままレンジで加温できる仕様に変更したものだ。
 これにより湯せんでの熱や水、レンジ加温のために移し替える場合の皿やラップの使用を削減でき、パッケージのライフサイクル全体ではCO2排出量を従来と比較して約40%、水消費量を70%削減できる。
 パウチは、アルミレスで蒸気口から蒸気を逃がす独自構造とスタンディング形状で、レンジ加温ではパウチを立たせたまま使用可能である。スープなどの液体食品から惣菜などの固形食品まで幅広く使用で、透明バリアフィルム「GL FILM」を選択することで内容物の長期鮮度保持も可能である。
 
(※)算定結果は、パッケージに記載された加熱条件(湯煎、電子レンジとも)で算定し、東京都市大学・伊坪徳宏教授によるレビューを受けている。また包材の原材料調達から包材の輸送まで、および使用段階と廃棄段階を算定(中身製造と流通・販売段階は含ない)。