森永乳業:ヨーグルト製造体制強化
2016.10.31
森永乳業は、基幹工場の利根工場と神戸工場でヨーグルトの製造体制を強化する。利根工場では新棟を建設し、神戸工場では製造ラインを増設するものだ。利根川工場では約217億円を投資し、生産能力は年間約28,000klとなる。2017年12月に着工し、2019年6月から稼動の予定である。
また神戸工場では約65億円を投資し、生産能力は年間約28,000klとなる。20018年4月から稼動の予定である。
近年、ヨーグルト市場は伸長がつづいており、2015年度の家庭用ヨーグルト市場規模は約4,000億円(前年比112%)となり、同社の家庭用ヨーグルト(宅配除く)の売上高は502億円(前年比106%)となった。機能性ヨーグルト中心の需要の高まりで今後も成長が期待され、2020年度には760億円を見込んでいる。