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ニュースフラッシュ

interpack 2017:60か国・2,700社の出展規模で開催予定

2016.12.15

n_20161215_01.jpg メッセ・デュッセルドルフ・ジャパンは、「interpack 2017」実行委員会会長(マーケティング・コミュニケーション)のベルント・ヤブロノフスキー氏とメッセ・デュッセルドルフ「interpack 2017」本部長兼包装産業メッセ統括のマルクス・ルストラー氏の来日に合せ2016年12月15日、都内のホテルでinterpack「デュッセルCLUB」を開催した。
 ルストラー氏が「interpack 2017」の出展状況や特長、新しい挑戦や見所などを紹介したあとに、ヤブロノフスキー氏から世界の包装需要(資材・機械)の進展やトレンド、イノベーションなどについて、「interpack 2017」の開催を取り巻く状況などが報告された。
 「interpack 2017」(2017年5月4日?10日)は、ますます包装および関連加工産業が一堂に集結する、卓越したグローバルメッセの様相を明らかに表わしており、すでに出展申し込み期限までに全19ホール・262,400m2を20%も超える(キャンセル待ち)引き合いがあるという。
 そうした現状から、およそ60か国・2,700社の出展規模となる見込みで、同時開催の包装サプライヤー産業の「components(国際加工・包装部品展)」は、初回開催(2014年)と比べて、展示スペースを2倍以上に拡大したが、すでに満小間となっている。
 「interpack 2017」では、ドイツ機械工業連盟(VDMA)と協力し、なかでも"インダストリー4.0"に焦点を当てている。VDMAブースの一角に設けられる「テクノロジー・ラウンジ」で、包装機械やプロセスエンジニアリングのソリューションの実例を発信する。
 安全性やトレーサビリティ、コピーおよび偽造防止ならびに個包装の応用のなどが見どころである。また、これまで同様にSAVE FOODが重要な役割を演じており、そのプログラムの1つの特別展「innovationparc」には、食品ロス・食品廃棄を削減する、包装のアイデアや解決策が集結する。
 世界包装機構(WPO)が主催する「SAVE FOOD Packaging Awards」の受賞者が展示(2号館と3号館)される。同賞は「interpack」開催に先がけて表彰され、受賞者たちは会期中に選出される「WorldStar Awards」に向けて準備を進めている。
 「innovationparc」では、各社の着想やソリューションを紹介するプレゼンテーションの場もある。また会期初日には、国連食糧農業機関(FAO)と国連環境計画(UNEP)協力のもと、第3回国際SAVE FOOD会議が行われる。
 同時併催の「components」は2017年にも引き継がれ、展示会場内のほぼ中心(10号館と16号館の間の仮設の18号館)に位置し5,000m2の軽量ホールである。サプライヤー産業では各社、出展ブースを持ち、駆動、制御およびセンサー技術、産業用画像処理マテリアルハンドリング技術およびその他の機械コンポーネント製品を提供する。
 来場者向けオンラインサービス(www.interpack.com)を設け、来場事前準備と視察当日を有意義なものとするために役立つ情報が提供している。なかでも独自の会場見取り図がつくれるオプションを用意している。出展社データベースや出展社とコンタクトできる「マッチメイキング」機能である。
 具体的には、毎日更新される出展社・イベントデータベース、画像が最適化された会場見取り図と出展社の詳細情報、連絡先および製品情報、訪問予約申し込み、出展社登録に個別のメモを追加するオプションなどもある。
 サイトには、モバイルデバイスの小さなディスプレイに合わせて自動調整する、インターフェイスが備えられ、iPhoneやAndroidユーザーにも対応するアプリもある。前売入場券(eTicket)は、2016年12月からオンライン販売を開始している。
 
(※)eTicket:1日券は52ユーロ(当日券=65ユーロ)、3日券は105ユーロ(当日券=130ユーロ)。学生・訓練生割引券(=1日券)は15ユーロで、当日販売のみ。「interpack 2017」の入場券あるいは出展者証で、デュッセルドルフ見本市会場との往復にあたり、VRRが運行するライン・ルール地方公共交通機関を無料で利用できる。