森永製菓：森永新研究所を日本百貨店にオープン
2016.12.01
森永製菓は、研究所有志の直販プロジェクト「森永新研究所」を立上げ、「日本百貨店しょくひんかん」で週替わりの期間限定で、2016年12月1日から販売する。これにより研究者自身が顧客との接点を増やし、生の声をモノづくりに反映させたい考えである。
「森永新研究所」は、SNSの発展などで企業と顧客との距離が縮まってくるなかで、研究者自身も顧客との接点を増やし、生の声をモノづくりに反映させるため研究員が立上げたプロジェクトである。
嗜好が多岐に広がりをみせ商品サイクルも短くなっているなかで、これまでの量産化モデルでは新しいアイデアも、大量生産のハードルや設備投資回収への課題で善し悪しを問う前に開発の断念につながることが多かった。
1人で家電メーカーを立ち上げた女性起業家のように、独自の製品を少量生産し対面販売する新しい商品投入の仕方が模索され、顧客の反応を生かした改良を加えられ、販売動向を投資判断の材料としても生かすことができる。そうした考えから、精度の高い商品を提供するプロジェクトを発足させたものだ。
（※）日本百貨店：つくり手と使い手の出会いの場を提供することをコンセプトとして2010年12月10日、東京・上野御徒町にオープンしたセレクトショップ。
［URL］http://syokuhinkan.nippon-dept.jp/
