《視察ツアー》HANNOVER MESSE 2017
2017.01.05
◎ベッコフとのコラボ視察ツアー
Industrie 4.0やIoTが注目されてわずか数年、今や日本政府も産業政策上の重要な"矢"の1つとして猛然と推進し始めた。国内のあらゆる産業が、未来への変革に欠かせないキーファクターとして期待を寄せている。もはや話題性や概念としてではなく、価値転換を具現化する技術としての認識である。
昨年(2016年)は、そうした認識の確かな変化と位置づけられ、その具現化の始まりが「2017年」となろう。そのスピードはIndustrie 4.0やIoTの認識の広がりよりもさらに速く、待ったなしで「第4次産業革命」は突き進んでいくに違いない。
「日本は遅れをとった」と考える人もいるようだが、これから点と点とが結び、線から面への進みゆくタイミングでこそ、日本のセンスや技術、経験やノウハウが十全に生かされるものと確信する。
前回開催の「HANNOVERMESSE 2016」では、米国がパートナーカントリーであったこともあり、「IndustrialInternet Consortium」との今後の協調関係も期待されようが、それ以上に「Industrie 4.0」での日本政府との協働の効果(具現化)の方がはるかに大きいとみている。
その意味で、今回の「HANNOVER MESSE 2017」の視察では「インダストリー4.0」を前提とした、IoTやAI、ビッグデータの具体的な活用がどれほどの勢いで進み始めたかを実感することができるもの考えている。そうした取り組みやプロジェクト、製品・システムから、未来の包装産業の変革のタネを見つけたい。
今回も、そのドイツでのリーディングカンパニーであるベッコフオートメーションに協力をいただき、コラボ企画として実施するものである。スケジュールはほぼ確定しているが、詳細な内容についてはまだ変更の可能性もあり、参加いただく皆さまとは随時に新しい情報を共有しながら進めたい。
時宜を得た「HANNOVER MESSE」視察であり、この絶好のタイミングを捉えて参加いただければと思います。宜しくお願い致します。
※なお定員(10名程度)もあるため、早めに参加をご決定ください。止むなくお断りをする場合もありますので、あらかじめご了承ください。
視察ツアー主な内容(詳細な旅程や申込についてはお問い合せください)
【日程】
2017年4月24日(月)?4月30日(日)
4/25(火)「HANNOVER MESSE 2017」視察
4/26(水)「HANNOVER MESSE 2017」視察(IoTの活用をフォーカス)
4/27(木)会場内BECKHOFFプレゼン in Industrie 4.0 & レセプション
4/28(金)BECKHOFF本社&工場施設を見学
【問合せ・案内希望先】
ジェイパックワールド・HANNOVER視察事務局
[Tel]03-3630-1759 [Mail]hosaka@jpackworld.com
【申込締切日】2017年2月20日(月)
【「HANNOVER MESSE」の概要】
最新産業技術・製品の世界最大のB to B専門展示会(主催:ドイツメッセ/ドイツ・ハノーバー)「HANNOVER MESSE 2017」は70カ国・地域から6,500社が出展し、80カ国・地域から20万人以上の来場が見込まれる。前回(2016年)実績では、会期中の商談件数は560万件、世界各国よりリーダーが訪れるなど、政治とビジネスの重要な場となっている。
同時に1,000を超える技術カンファレンスやフォーラムが開催され、最新技術動向が紹介される。2017年のテーマは「Integrated Industry - Creating Value(産業システムの統合化 -価値の創造)」で、事業化による新価値創造がインダストリー4.0の次のステップであるとの期待が込められている。
コボット(協働ロボット)、デジタルツイン、エネルギー効率、予測保守、スマートマテリアル、スマートコーティングなどのトレンドが重点的に取り上げられる予定。
【会期】2017年4月24日(月)?28日(金)(9:00?18:00)
【会場】ハノーバー国際見本市会場(http://www.hannovermesse.de/home)
【前回実績(HANNOVER MESSE 2016)】
来場者:191,000人
◎30%がドイツ国外からの来場
(パートナーカントリー(米国)からの来場者は約5,000人)
◎68%が購入決権者、95%が専門ビジター
◎世界から2,500人報道陣が取材
◎出展者:約5,200社(約75ヵ国・地域)
◎商談件数:560万件
◎日本からの出展:58社(海外現地法人含)