日清オイリオ：インドネシアで業務用チョコ合弁会社設立
2017.02.08
日清オイリオグループは2017年2月7日（インドネシア現地時間）、連結子会社の大東カカオがPT Salim Ivomas Pratama Tbk（SIMP）とインドネシアでの業務用チョコレートの製造・販売を行う合弁会社を設立することで合意した。合弁会社は設立後2年後をメドに業務用チョコレートの製造・販売を開始する予定である。
インドネシアをはじめとする東南アジア各国では、中間所得層の拡大と購買力の高まりからチョコレート市場の裾野が確実に広がっている。大東カカオは、かねてチョコレート事業への参入を検討しており、2016年8月3日にSIMP社との間で基本合意書（MOU）を締結し、弁会社設立に向けて協議を進めてきたものだ。
合弁会社設立により、高度なチョコレート製造技術を有する大東カカオと、インドネシアをはじめ東南アジアで高い市場プレゼンスと強固な事業基盤を有するサリムグループが、互いの強みを発揮することで同地域でのチョコレート事業への参入を効果的に実現できるものである。
