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ニュースフラッシュ

ハイデルベルグ:「iFデザインアワード2017」を受賞

2017.03.22

n_20170322_01.jpg ハイデルベルグ社のデジタル印刷機「プライムファイア106」と印刷機制御ステーション「プリネクトプレスセンターXL 2」が、「iFデザインアワード2017」(2017年3月10日開催の授賞式)を受賞した。 デジタル戦略の中核を担うとった開発意図と成果が、インダストリーフォーラムデザインの審査員に高く評価されたものである。
 同社の取締役のシュテファン・プレンツ氏は、「直感的で効率の良い操作性が大きな特長であり、顧客にとってプラスになることが設計開発部門の大きな目標でした。ハイデルベルグのデジタル戦略と機械設計のイノベーションによって、完璧で統一性のあるソリューションが 実現できました」 と受賞の歓びを語る。
 「プライムファイア106は、枚葉インクジェット印刷機としては世界で初めてB1サイズに対応した新世代のデジタル印刷機である。ピークパフォーマンスクラスの枚葉オフセット印刷機スピードマスターXL106のプラットフ ォームに新開発のデジタル印刷ユニットを統合し、一体感のあるフォルムを形成する。
 デジタル印刷の柔軟性とオフセット印刷の信頼性・精度といった双方のメリットを両立し、そのシンプルで信頼性の高い構造は、すぐれた操作性と作業性を実現する。人間工学にもとづいた機械設計で、オペレーターは印刷機のあらゆる機能に素早く容易にアクセスできる。
 制御ステーションとデリバリを一体化することで、必要に応じて印刷済みの用紙をオペレーターの前に自動的に排出することも可能である。色合わせの作業がそのままテーブル上で行えるので、面倒な抜き取り作業も必要ない。 また「プリネクトプレスセンターXL 2」は、徹底した人間工学デザインで、デジタル印刷機とオフ セット印刷機の操作性を統一したものである。
 細部に至るまで徹底した人間工学設計で、ハ イデルベルグのデジタル印刷機とオフセット印刷機の両方を一貫したシンプルなオペレータガイダンスに従って簡単かつ正確に操作できる。シャープで機能的な外観デザインも作業性の向上につながっている。
 ハイデルベルグ特許の「インテリスタート2」を利用すれば、ジョブチェンジに必要なすべてのステップを自動的に作成し、迅速で効率的な仕事替えが実現できる。処理中のジョブやデータ待ちのジョブなどプロセスの進捗状況も一目で把握できる。新開発のデイライトランプは印刷品質の品質評価に最適な反射のない環境を提供するものだ。
 
(※)「iFデザインアワード2017」...iFデザインアワード2017は、1953年からつづく国際的なデザイン賞で、様々なカテゴリー で優秀なプロダクトデザインを選定し、年1回受賞作品を発表。このアワードは、ドイツ・ハノーバーに拠点を構えるインダストリーフォーラムデザイン(iF)が、工業デザインの育成と発展、そしてプロダクトデザインが市場での成功にもつな がるという商業的重要性について、企業の意識を高めることを目的に主催。
 
(写真上)ハイデルベルグ社と富士フイルム社が共同開発した「プライムファイア106」は、枚葉インクジェット印刷機としては世界で初めてB1サイズに対応。
(写真下)「プリネクトプレスセンターXL 2」印刷機制御ステーション。印刷機、ワークフロー、そしてオペレーターをつなぐインテリジェントなインターフェイス。