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ニュースフラッシュ

森永乳業:米国でヨーグルト事業開始

2017.03.02

 森永乳業は、米国でヨーグルト事業を開始する。日本での開発技術・ノウハウを生かし、成長が見込める米国のヨーグルト市場に参入するものだ。同社グループが国外でヨーグルトを販売するのは初となる。
 2015年度の米国のヨーグルトの市場規模は約9500億円であり、年平均成長率が約5%と伸長している。一方で、1人あたりのヨーグルト消費量は、ヨーロッパ諸国や日本と比較し、少ない状況であることから、米国のヨーグルト市場は今後も拡大すると見込まれる。
 米国のヨーグルト市場は、フルーツ入りヨーグルトのシェアが最も高くなっているが、日本では一般的なアロエ葉肉入りヨーグルトは販売されていない。同社は、国内で1994年に「森永アロエヨーグルト」を発売し、フルーツヨーグルト市場での新しいカテゴリーを築いた、アロエ葉肉入りヨーグルトのパイオニアである。
 また米国では、1985年に子会社Morinaga Nutritional Foods, Inc.(MNF社)を設立し、1986年から主に長期保存可能な豆腐を販売している。今回、米国で発売するヨーグルトは、MNF社の販路を活用するものだ。同社グループは、「グローバル化の推進」を重要な経営課題とし、米国でのヨーグルト事業開始も含めて国際事業の強化を図っていく考えである。