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ニュースフラッシュ

アサヒビール:「ブラックニッカ」再販

2017.03.02

n_20170302_07.jpg アサヒビールは、「ブラックニッカ ブレンダーズスピリット」(700ml、参考小売価格2,500円・税別)を、2017年3月28日から全国で再発売する。販売予定数量は1万C/S(1C/S:700ml×12本)である。ニッカウヰスキーの主力ブランド「ブラックニッカ」発売60周年を記念して、2016年11月1日に1万2,000C/Sの数量限定で発売したものだ。
 ウイスキーの限定品としては異例のスピードで、発売後1週間で製造数量の8割以上を出荷した他、同社のオンラインショップ「アサヒショップ」では発売開始翌日には予定本数を完売するなど好調であった。再発売の要望も多く、20代のウイスキーエントリーユーザーの購入率が約15%と高かった。
 そこで前回同様、初代「ブラックニッカ」が発売された1956年に余市蒸溜所で蒸溜されたモルト原酒や、1999年以前に西宮工場に設置されていたカフェ式蒸溜機で蒸溜されたカフェグレーンを一部使用するなど、希少な原酒を使用して1万C/Sの限定発売となる。
 チョコレートのような甘い香りと心地よいピート香に加え、長期熟成原酒ならではの円熟味とまろやかな味わいが特長である。初代マスターブレンダーの竹鶴政孝から始まり、60年の歳月をかけて時代のブレンダーたちが脈々と築き上げてきたおいしさの集大成ともいる。
 パッケージでは、ロイヤルブルーのスクエアボトルにフロスト加工を施し、ラベル中央には「ブラックニッカ」ブランドの象徴「キング・オブ・ブレンダーズ」を配置している。
 「ブラックニッカ」は、"日本のウイスキーの父"であり、ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝が1956年に「日本の洋酒界を代表するブランドにしたい」との想いを込め生み出したブランドである。1997年にはノンピート麦芽を使用した、日常的に気軽に楽しめるクセがない飲みやすいウイスキーとして「ブラックニッカ クリアブレンド」を発売している。
 2013年に、芳醇さと豊かなコクを実現した「ブラックニッカ リッチブレンド」、2015年にはブラックニッカ史上、最も濃厚な味わいを実現した「ブラックニッカ ディープブレンド」を発売し、ウイスキーユーザーの裾野を広げてき経緯がある。