• ニュースフラッシュ
  • ワールドビュー
  • 製品情報
  • 包装関連主要企業
  • 包装未来宣言2020

トップページ > ニュースフラッシュ > アサヒ飲料:強冷自動販売機の展開開始

ニュースフラッシュ

アサヒ飲料:強冷自動販売機の展開開始

2017.04.07

 アサヒ飲料は、従来のコールド(約5度)の温度帯から庫内温度を4度低くした、新たな強冷(約1度)の飲料を提供できる自動販売機を設置する。夏場需要に向け、2017年5月から設置を開始し、2017年中に5,500台の設置を目指すものである。
 今回の強冷自販機は、「三ツ矢サイダー」と「カルピスソーダ」と「ウィルキンソン タンサン」といった炭酸飲料を中心に提供する考えである。これは自販機メーカーが共同開発したものだ。調査によれば、炭酸飲料を好むユーザーは「炭酸の強さ」「爽快さ」を求めている。
 そうしたニーズに着目し、飲む温度帯を通常よりも下げて爽快な味わいを訴求する狙いである。2016年は、常温(約20度)の飲料を提供可能にした自販機を展開した。体の冷えや薬の服用といったニーズに応えたもので、常温飲料の売り上げが全体の約2割を占める設置先もある。
 設置台数は2017年3月末までに約200台となっている。強冷自販機でも一部は常温飲料の提供を可能している。「強冷」「常温」といった温度帯に着目した新たな楽しみ方の提案である。
 また、2017年から定番や自販機での購入傾向の高い商品が手軽に楽しめるよう、同社が独自開発した430mlサイズPETボトルを自販機限定で展開していくものである。
 対象は「アサヒ 十六茶」「なだ万監修 日本茶」「三ツ矢サイダー」「三ツ矢新搾り ぶどう」「カルピスソーダ」「カルピスウォーター」の6品(希望小売価格124円・税別)で、2017年2月から順次発売する。自販機販売では140円(税込)となる。