日本包装学会:第26回年次大会
2017.06.14
日本包装学会は2017年7月11日と12日の2日間、東京大学・弥生講堂(東京都文京区)で「第26回年次大会」と「第12回国際包装セミナー(IPS'17)」を同時開催する。
現在は生活者の価値観やライフスタイルの変化に合わせ、包装の多様化、高機能化、そして合理化の要求が加速している。一方では地球温暖化などの環境問題への対応や、少子高齢化社会に適用したユニバーサルデザイン、グローバリゼーションの進行に対応した各国の規制やインバウンドへの対応など取り組むべき課題や関心は一段と高まっている。
こうした様々な要求に対し、前回開催の「第25回年次大会(神戸大会)」では、口頭・ポスター発表のいずれのセッションも、レベルの高い発表と活発な議論がなされ、さらに特別講演として宇宙開発協同組合SOHLA 理事長の杦本氏が招聘された。
今回は「材料」「装置」「加工」「包装」「環境・安全」等のセッションでの口頭・ポスター発表および製品展示コーナーの設置に加え、同時開催の「第12回国際包装セミナー(IPS'17)」では、薬品包装の各国のトレンドについてのセミナーを計画する。
包装の各分野で活躍する研究開発者が、日頃の研究成果を発表し、活発な議論を通じて互いに切磋琢磨することで有意義な大会になることが予想される。多様化・高機能化・合理化等の包装への様々な要求に応え、包装産業がさらに発展するために、多岐分野に渡る学問と技術を結集して対処する必要だ。
内容の詳細や問い合わせ、申し込みについては事務局まで。
[TEL]03-5337-8717 [FAX]03-5337-8718 [MAIL]office@spstj.jp
[大会プログラム]http://www.spstj.jp/event/nenji/26/program.pdf