インアゴーラ：味の素と越境ECビジネスを協働
2017.06.01
インアゴーラ（Inagora）は、味の素と2017年6月1日から販売・マーケティングの協働モデルで越境EC ビジネスを開始する。インアゴーラは、中国向け越境ECプラットフォーム「豌豆（ワンドウ）プラットフォーム」を運営している。
同社は、味の素の越境ECに関する全社戦略方針の検討に際し、情報・物流・決済などの課題をワンストップで解決できるサービスの独自性・先進性を評価され、味の素の越境ECパートナーとして選定されたものだ。これまでも仲介業者等を経由することでワンドウでは、味の素の商品を購入可能だった。
ただ今回は、協業モデルで商品の安全性・信頼性の向上のほか、味の素の越境ECでの販売やマーケティングを全面的に代行することが可能になるものである。
主に取り扱う商品は、中国の消費者の「健康」「時短」のニーズに沿った商品で約10種類（ほんだし、鍋キューブ、ピュアセレクトなど）である。今後はさらに商品数を増やし、展開地域での日本の食文化の浸透を目指したい考えだ。
（※）豌豆公主（ワンドウ）：中国ユーザー向けショッピングアプリで唯一の日本商品特化型サービス。日本企業は初期費用・固定費が無料で出店ができることから、中国で既に人気の商品からまだ中国ユーザーの認知度が低い商品まで約27,500商品（2017年3月現在）もの多岐にわたる品揃えを実現する。日本商品特化型で商品を陳列して販売するだけではなく、企業ブランド・商品の詳細情報や、商品の使い方や利用シーンをまとめた動画・記事コンテンツを提供する。またアプリ内のSNS機能（プリンセストーク）やコンテンツを通じ、ブランドイメージや商品をより拡散・浸透にも注力する。
