J-オイルミルズ:岡山県で大豆搾油工場が竣工
2017.06.16
J-オイルミルズは、岡山県倉敷市玉島ハーバーアイランドで建設を進めていた大豆搾油の新工場(倉敷工場)が完成し、2017年6月13日に現地で竣工式を行った。搾油37万トン(大豆油7万トン、大豆ミール30万トン)の能力をもつ西日本の大豆搾油拠点として、大豆油と大豆ミールを安定的に供給することを目的としたものである。
同社は、JA全農の子会社のJA西日本くみあい飼料と全農サイロとともに、3社が各々建設した搾油工場、飼料工場、原料サイロによって競争力のある高品質な製品を製造する食品・飼料コンビナートを構築したものである。
同社にとっては1968年の旧事業会社日本大豆製油・神戸工場の建設以来約50年ぶりの大豆搾油工場の建設であり、安定的に高稼働を確保するためのダウンサイジングと、最新鋭の設備による生産ラインの自動化・合理化により、最少要員での稼働、低コスト、高歩留まりを実現したものである。
高い生産性による稼働にともない、同社が保有する各工場との搾油オペレーションの更なる効率化を目指す考えである。