• ニュースフラッシュ
  • ワールドビュー
  • 製品情報
  • 包装関連主要企業
  • 包装未来宣言2020

トップページ > ニュースフラッシュ > NTTデータ:健康調味料を開発

ニュースフラッシュ

NTTデータ:健康調味料を開発

2017.06.11

 NTTデータ経営研究所は、SOZOとアイ・フィールド、千葉県白子町と共同で、白子町での「農業・健康・食育」食の改革推進事業の1つである食育事業で、白子町産特産品を活用した新たな健康調味料「白子町げんき調味料」を開発した。これまでの地方版総合戦略の策定や地方創生の支援で得た実績・知見を生かしたものである。
 白子町では、高齢化と人口減少が進み現在は町民の約1/3が高齢者という状況で、町の基幹産業となる農業の担い手となる労働力不足、出生率の低下、若い世代の流出等の課題を抱えている。
 そのようななか、将来的な移住者の増加に向けた第一歩として、白子町の基幹産業の農業の育成と安定した雇用を創出すること、及び町民が健康な生活を維持し生涯にわたり生きがいのもてる町づくりの施策として「農業・健康・食育」食の改革推進事業を実施している。
 この改革推進事業で、白子町の特産品を使った食育を通じ、地域への愛着を育み、転出防止及び将来的なUターンの増加を目指すことを目的に、白子町産の特産品を活用した新たな健康調味料「白子町げんき調味料」を開発したものだ。
 同経営研究所は、白子町総合戦略として「元気」×「ICT」を基本的なコンセプトに策定支援を実施後、「農業・健康・食育」食の改革推進事業等、白子町の地方創生事業全体のプロデュースを行っている。
 同事業は、2016年7月から9ヵ月間、白子町と白子町食生活改善協議会を中心に、NTTデータ経営研究所とSOZO、アイ・フィールドと共同で行ってきたものだ。
 白子町特産野菜「白子たまねぎ」と「トマト」と、白子町内の工場で生産している「煮干し」を主要原材料とし、白子町の伝統的な調味料「唐辛子味噌」と「玉ねぎのたまり漬け」を組合せることで、様々な組合せの試作品を製作した。
 その後、RDサポートの「食プロリサーチ」の評価を受け、白子町食育セミナー(2月15日)、白子町生涯学習フェスティバル(3月12日)で白子町民の試食を経て、「白子町げんき調味料」の商品候補を決定したものだ。
 同経営研究所で食育事業の全体プロディース、げんき調味料開発方針の策定し、SOZOとアイ・フィールドにより提示された素案を元に、白子町と白子町食生活改善協議会がげんき調味料の原材やレシピ、パッケージなどのアイデア出しと具体化を進める。