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ニュースフラッシュ

神明:雪国まいたけの株式49%間接取得

2017.07.24

 神明は、Bain Capital Private Equity, LP(ベインキャピタル)から雪国まいたけの株式を49%間接取得する買収関連契約を締結した。このベインキャピタルとの強力なパートナーシップによる株式取得により、雪国まいたけの外・中食を通じたまいたけの新たな需要創造や、西日本を含めた全国での強固なサプライチェーンの構築、食文化と合わせた輸出事業の推進といった成長が見込まれる。
 同社グループは、「私たちはお米を通じて、素晴らしい日本の水田、文化を守り、おいしさと幸せを創造して、人々の明るい食生活に貢献します」との企業理念のもと、基幹事業の米穀卸売事業やパック米飯・炊飯米等の加工米飯事業、国内外での外食事業に加え、近時は青果物や水産品を含めた食のバリューチェーン構築に向け積極的に展開している。
 また雪国まいたけは、かつては希少価値から「幻のキノコ」と呼ばれたまいたけの量産に初めて成功し、日本の食卓に普及させてきた先駆けでもある。30余年にわたってきのこ業界をリードし、2015年のベインキャピタルの投資以来、それまで培った高品質きのこの栽培ノウハウを基盤に、供給の安定と生産性を高めた構造改革を進めてきた。
 また品質を高めた新商品「極」の開発や、高齢化社会に即したまいたけの高い機能性・栄養価値の発信などに次々に着手し、企業価値の向上に努めてきてきたといえる。今後、共同で成長戦略を策定・実行し、事業の発展を図り、日本の食文化の繁栄と農林水産業振興に貢献していく意向である。