雪印メグミルク:北海道・磯分内工場への設備投資
2017.07.30
雪印メグミルクは、国産乳製品の製造拠点の磯分内工場に設備投資する。投資は「雪印メグミルクグループ長期ビジョン 2026」および「雪印メグミルクグループ中期経営計画 2019」に基づくもので、北海道での生産体制を整備し、国産乳製品の安定的な生産で事業競争基盤の強化を目指すものだ。
磯分内工場は、1960年に操業を開始したバター、生クリームおよび脱脂粉乳製造の主力工場だ。既存製造棟は狭隘で老朽化が顕著で、設備運用上の制約が大きいため、将来にわたり生産機能を維持・強化するためには、建物および製造機器も含めた設備全般の刷新が必要であった。
設備投資では、今後の新規製造ラインの機能付与なども可能とする建物レイアウトや設備能力設定等を工夫するとともに、省人化、自動化設備等を活用し生産の効率化を追求していく考えである。