サッポロインターナショナル:韓国で「ヱビスビール」
2017.09.08
サッポロインターナショナルは、「ヱビスビール」を2017年9月7日から韓国国内で販売開始した。韓国市場でのサッポロブランドの強化と、これまでにない"スーパープレミアム市場"の創出を目指し「ヱビスビール」の導入に至ったものだ。
韓国では、嗜好の多様化などから輸入ビールの市場は著しく伸長している。なかでも日本ブランドのビールの人気は高まっており、同社も2016年には、2013年比で2倍強の販売数量となっている。
日本国内で長い歴史を持ち、大切に育ててきた「ヱビス」ブランドを、韓国市場でも多くの顧客が楽しめるよう、現地代理店M's Beverage社と協働し積極的に販売促進を進める考えである。
M's Beverage社は、同社が業務提携する韓国大手乳業メーカーのメイル乳業との間で、韓国内でサッポロ商品を取り扱う酒類販売会社として2011年6月に設立したものである。
九州日田工場で生産する缶の350mlや500mlサイズ、樽の10Lや20Lサイズを2017年は3万C/S、2018年には10万C/S(大びん633ml×20本換算)の販売を計画している。