わらべや日洋:米プライム・デリを子会社化
2017.10.06
わらべや日洋ホールディングス(HD)は、子会社を通じ米国テキサス州のプライム・デリ・コーポレーション(PD社)の株式を追加取得し、子会社化する。新規カテゴリーの開発や新規エリアへの進出などにより、セブン-イレブン・ジャパン向け事業の拡充を図りつつ、将来の持続的な成長を視野に海外展開の強化にも取り組む一環である。
100%子会社のWARABEYA U.S.A.,INC.を通じ、36年にわたり現地セブン-イレブンなどに弁当や惣菜等を供給してきた。一方で、市場規模が大きくかつさらなる成長が期待できる米国本土での事業展開を企図し、2016年5月には、WARABEYA USAと三井物産の米国子会社が共同でWPM FOODS, LLC(WPM 社)を設立している。
そこを通じ、テキサス州でセブン-イレブン向けサンドイッチ供給事業を手掛けるPD社に対してすでに19.3%を出資している。現地市場調査などを踏まえ、得意とする調理済食品の展開でPD社の事業拡大の実現可能性は高いと判断し、PD社の株式を追加取得し子会社とするものだ。