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ニュースフラッシュ

フランス見本市協会:「ユーロパン2018」を開催

2017.11.14

n_20171114_01.jpg パリ・ノール見本市会場(ホール6)で2018年2月3日?6日の4日間、フランス製パン製菓工業会(EKIP)主催の「ユーロパン(EUROPAIN)2018」が開催される。偶数年(隔年)で開催される、パン・洋菓子・氷菓・チョコレート・砂糖菓子の分野に特化した世界最大級の製パン製菓国際見本市である。フランスのノウハウを集めるとともに、世界各国から最新の製品・設備・サービスが一堂に結集する。
 欧州では、生活者がパン屋やサンドイッチ屋へ足を運ぶ頻度は増えており、とくにフランスでは、その頻度と1人あたり平均購買額は、イギリス、ドイツ、イタリアなどの周辺国と比較して最も高くなっている。2016年には1,340社の企業が新しく生まれ、フランスでの製パン業界は好調である。
 INSEE(フランス国立統計経済研究所)によれば、これは2014年と比較して3.8%上昇しており、起業家たちの製パン・製菓分野に対する関心の高さがうかがえるというものだ。
 同展示会は、事業開始時の戦略や生産設備、セールスモデル、資金調達、管理ツール、 マーチャンダイジングなど、ビジネスの創造・発展・最適化に不可欠なソリューションを見つけることができる内容である。
 製パン業界での起業および雇用に関する数字は上向きだが、毎日パン屋の店舗は消えていくものの、流行やニーズに応える他の業態がそれにとって代わっていきる。つまりパン屋の業態が変化しており、製造業や投資家による1つのムーヴメントであるわけである。
 「ユーロパン」は、そうしたニーズに応えるもので、数々のイベントやデモンストレーション、講演を開催し、実用的な知識やビジネスの有益な出会いを提供する。一流の専門家との出会いやアドバイス、クリエイティブな最新技術などを発見することができる。
 主なイベントの1つであるフォーラム(le Forum)では、世界中から集まるフランス国内外の80人のスピーカーにより、約40に及ぶ様々なテーマ で活発な討論がなされる。また独自の視点での講演により、起業家たちは専門知識を得ることができ、新しいビジネスモデルを発見することができる。
 製パン製菓、チョコレート、アイスクリームに関連する展示では、48,000m2に及ぶホール6を使用し、世界中の500に及ぶ製パン製菓産業の主要企業が出展する。新しいレイアウトでは、ビジネスの業態・規模・ 生産量に関係なく、あらゆる来場者に関係する3つのテーマに基づいている。
 生産と製造に特化したゾーンでは、様々な種類や量に応じて商品を生産するための設備や原料に関連した企業展示で、販売ゾーンではパン・洋菓子・チョコレートに関連した起業家にイートイン商品とテイクアウト商品の最も適したソリューションを提供する。また管理ゾーンでは、財務・法務・ 人事・保険に関する管理ツールやアシスタンスサービスを紹介する。
 
【ユーロパン2018概要】
展示会名称|ユーロパン(EUROAPIN)
主催|GLイベント社、EKIP(フランス製パン製菓工業会)
会期|2018年2月3日?6日(9:30 ? 18:30)
開催地|パリ・ノール見本市会場(Parc des Expositions Paris-Nord Villepinte)
公式HP|http://www.europain.com/en
 
フランス見本市協会(PROMOSALONS)
フランスで1967年に創設され、フランス産業見本市の国際的な広報活動を行っている唯一の世界的ネットワーク。世界に55の拠点を持ち、その活動範囲は120ヶ国に及ぶ。自国とフランスの文化に精通した各拠点のスタッフが、見本市主催者には現地の市場に関する知識を提供、各国の現地企業・団体には、適切な広報活動とマーケティングを行い、フランス産業見本市の発展に寄与し。
(※)現在、来場者数上位トップ20のうち15の見本市に携わり、全体の67%を占めるフランス国外からの来場者誘致に成功。フランス見本市協会日本事務所(PROMOSALONS JAPON)は1971年に東京に開設され40余年にわたり、日本の業界関係者を対象に、フランスで開催の国際的な産業見本市の広報活動を行い、来場者や出展者の支援を行っている。