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ニュースフラッシュ

東洋エンジニアリング:インドでのパン用イースト生産設備を受注

2017.11.14

 東洋エンジニアリングは、インド現地法人のトーヨー・エンジニアリング・インディア・プライベートが、インド・マハラーシュトラ州プネ市近郊に建設のイースト工場におけるイースト生産設備建設をShimizu Corporation India Pvt. Ltd.(Shimizu India)から受注したことを発表した。
それは、オリエンタル酵母工業の海外関連会社Oriental Yeast India Pvt. Ltd.(OY India)が清水建設のインド現地法人Shimizu Indiaに発注したイースト工場建設の一部である。
 近年、インドでは経済発展にともないパン市場が目覚ましい成長を遂げており、パン用イーストの需要にともなうパン品質改良剤などのベーカリー顧客向け原材料の市場開拓が拡大している。
 OY Indiaは、パン用イーストの原料となる糖蜜の生産量が世界2位のインドの立地を生かし、インドの家庭へ美味しい食卓を提供すべく生産計画を進めている。プネ市は、インドの金融と経済の中心地ムンバイ市から170km南に位置し、人口規模はインド第8位である。日系ほか多くの外資系企業が生産拠点を持つことでも知られる。
 同プロジェクトでは、Shimizu IndiaはOY Indiaの生産開始までバイオマス・コジェネレーション設備を含む建設工事全般を請け負い、Toyo-Indiaはイースト生産設備の一部設計と機器資材調達、据付並びに試運転支援業務を行うものだ。
 Toyo-Indiaは、主契約者のShimizu Indiaとともに日本の技術を集結して現地での豊富な経験を駆使して、設計・施工では日本の基準に照らし合せた品質・安全・工程管理手法を導入する。また生産開始まで全面的にOY Indiaをサポートする。また主に現地の人材と資材を有効活用し工事を進める予定である。