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花王:台湾工場でビューティケアの新生産棟が竣工

2017.11.28

 花王の台湾現地法人の花王(台湾)が新竹工場(台湾新竹縣)の敷地内で建設を進めていた、ビューティケア製品の新生産棟が完成し竣工したものだ。初期投資額は約33億円である。
 近年、国内外で生産能力の増強を進め、新工場の建設や生産ラインの増設を行なっている。完成した新生産棟は、台湾で成長が著しいビューティケア事業での供給能力を強化させるために建設したものである。既存の設備とあわせた新竹工場のビューティケア製品の生産能力は従来の約2倍になる。
 花王(台湾)の新竹工場は2009年3月に、台湾のビューティケア業界の生産設備として初めてGMP認証を取得した工場だ。新生産棟ではより高機能・高品質な製品を生産できるよう、高度な設備設置とともにクリーンルームを備え、台湾のビューティケア業界でトップレベルの製造環境基準を実現している。
 新生産棟ではまず、「ビオレ」「メンズビオレ」などのスキンケア、「エッセンシャル」「リーゼ」などのヘアケアの生産を行ない、今後の事業展開に応じて生産品目を拡大していく予定である。
 同社グループが2017年からスタートした4カ年の中期経営計画「K20」では、2020年までの成長戦略の1つとして、「アジアコンシューマープロダクツ事業の拡大と利益率アップ」を挙げている。新生産棟の竣工は、「K20」の達成と、将来のグローバル事業のさらなる発展の上で重要な布石の一つとなる。