日本製菓製パン工業会:「2019モバックショウ」出展募集開始
2018.02.06
2019年2月20日?2月23日までの4日間、幕張メッセ・国際展示場で開催される「2019モバックショウ」(第26回国際製パン製菓関連産業展)の出品募集が2018年2月1日(申込締切:2018年8月31日)から開始されたことから都内で記者発表が行われた。
開催テーマに「つながる技術、広がる美味しい笑顔」で、ユーザーおよび出展各社と連携し、新たなイノベーションの創出に取り組みとともに、製パン製菓での各種課題解決に向けた多様な提案を行う展示会を目指す。
マシーン、マテリアル、マーケティングの3つのMをキーワードに、日本でのパン・菓子生産技術の高度化、安全で安心なパン・菓子・食品を提供できる最新技術、高付加価値な商品開発につなげ、各種原材料や副資材・包装資材など「新製品・新技術」をそろえることで集客力のある充実した内容にしたい考えだ。
具体的には、1)「技術」と「素材」が創りだす「おいしさ」の実演と、2) 未来につながる機器、原材料、マーケット情報の発信、3)「環境」「安全・安心」「衛生」に配慮した一連の展示方針を掲げている。4?8の5ホールを使用し、1,500小間規模での開催を予定する。
会見で同工業会・理事長の増田文治氏は「ベーカリーチャイナ(上海)やiba(ミュンヘン)、ユーロパン(パリ)、フード・ホテルアジア(シンガポール)などの世界の主要展示会との交流を進めながら、アジアで最も歴史のある展示会として内容の充実を図っていくことを重視している」と語った。
そうした結果によるものか、「前回の大阪開催では、アジア諸国から2,900人の来場者があり、そのうち半分弱を中国が占めた」と2019年モバックショウ実行委員長の谷沢修次氏が報告した。シンガポールの「フード・ホテルアジア2018」では海外レセプションを開催する予定だ。