月桂冠:プレミアムな生酒
2018.02.09
月桂冠は、しぼりたての鮮度感を楽しめる生酒の新たなアイテムとして、「純米大吟醸生酒」(280ml、参考小売価格532円・税別)を、2018年2月26日から全国で新発売する。高級クラスの純米大吟醸の酒質で、生酒の商品化を実現したものである。また既存のレギュラークラスの「生酒」(280ml、参考小売価格326円・税別)をリニューアルする。
冷やして飲むと香味が引き立つ生酒の2品を提案するものだ。「純米大吟醸生酒」は、リンゴのような華やかで甘い香りが特徴である。また「生酒」は、バナナのような甘い香りが特徴で、香りが高くしぼりたての喉越しが感じられ、キレの良さが際立つ辛口の味わいに仕上げている。
ガラスびんでは、流線型の意匠で洗練されたイメージの多面カットボトルを使用している。「純米大吟醸生酒」には黒色びんを、「生酒」には透明びんを用い、それぞれの商品名を正面中央に毛筆調の文字で表し、月桂樹の冠をかたどった金色のローレルマークを配している。
「純米大吟醸生酒」には「香り華やか」、「生酒」には「鮮度際立つ」と表記して落款風のデザインで「非加熱処理」の文字を添えている。
(※)生酒...火入れと呼ぶ加熱処理を全くしない酒。精密なろ過により酵母や火落菌を除去し、限外ろ過と呼ぶ超精密ろ過により、酒中の麹を由来とする酵素を極限まで取り除くことで酒質の変化を少なくし、しぼりたての鮮度感を保持。月桂冠は業界で初めて常温流通できる生酒を1984(昭和59)年に商品化、蔵元でしか味わえなかったしぼりたての風味や味わいだ。