サッポロビール:新ビールカテゴリー創造
2018.03.27
サッポロビールの100%子会社・ジャパンプレミアムブリューは、新ビールカテゴリーの「Innovative Brewer ビアチェッロ」(350ml、参考小売価格288円・税込)を2018年4月24日から全国で発売する。ナショナルビール・クラフトビールの区分にこだわらず、ビールの既成概念にとらわれない独創的な価値提案を行い、新ビールカテゴリー創造にチャレンジするブランドである。
2017年10月に立ち上げ、2018年4月のビール定義変更でビールのもつ可能性がさらに広がることを機に、新たに使用可能となる果物のピール(皮)を用いたものである。"Bitter Innovation"として、従来のビールとは全く異なる"苦味"をもった新しいビールカテゴリーである。
これまで"ビール本来の苦味"をあまり好まない人に対して従来のビアカクテルやRTD、フルーツビールなどの商品では主に甘味を加えるなど、"苦味"自体を減らす方法を採用してきた。そのような従来の製造方法ではなく、グレープフルーツとオレンジのピール(皮)を、麦汁に浸漬させる独自の製造方法で"苦味"を引き出したものである。
これにより、ビール本来の価値 "麦の味わいや爽快感"をしっかり持ちつつ、"苦味"そのものをピール由来の"ジューシーな苦味"に変え、"苦味"をあまり好まない人にも受け入れやすい味に仕上げている。