日本包装学会：第27回年次大会
2018.05.21
日本包装学会は2018年7月12日と13日の2日間、東京大学・弥生講堂（東京都文京区）で「第27回年次大会」を開催する。「材料」「装置」「加工」「包装」「環境・安全」などのセッションでは口頭・ポスター発表および製品展示コーナーの設置に加えて、興味あるトピックスを伝える特別招待講演を計画している。
包装は、食品や日用品、電気製品、医療医薬品などの様々な物品を、輸送・保管中の様々な劣化要因から守り、生活者のもとへ最良の状態で届ける必要不可欠な役割を担っている。
この基本的な機能に加えて、販売促進機能・利便性向上などの様々な機能が付与されるとともに、生活者の価値観やライフスタイルの変化に合わせて、包装の多様化や高機能化、合理化の要求が加速している。
また地球温暖化に代表される環境問題への対応や、少子高齢化社会に適用したユニバーサルデザイン、グローバリゼーションの進行に対応した各国の規制やインバウンドへの対応など取り組むべき課題・関心は一段と高まっている。
こうした様々な要求に対し、各分野で活躍する研究開発者が、日頃の研究成果を発表し、活発な議論を通じて互いに切磋琢磨する、非常に有意義な大会となる。学生による口頭・ポスター発表への積極的な参加も呼びかけ、包装産業のさらに発展のために、多岐分野に渡る学問と技術を結集するものである。
年次大会の詳細や問い合わせ、参加申込みなどは事務局まで。
［Tel］03-5337-8717 ［Fax］03-5337-8718 ［Mail］office@spstj.jp
2日間のプログラム内容は、以下を参照ください。
http://www.spstj.jp/event/nenji/27/program.pdf
