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伊藤園:ミズノと温度上昇抑制効果のField Chipを開発

2018.05.30

n_20180530_06.jpg 伊藤園は、ミズノと共同で独自の「茶殻リサイクルシステム」を活用した、表面温度上昇抑制効果を有するField Chip「Greentea」を開発した。これを充填材としたロングパイル人工芝「MS Craft AG」を、2018年5月28日からミズノスポーツプラザ千住内「あそりーとAFTER SCHOOL」屋外広場に導入する。
 またミズノは2018年7月2日から全国で販売を開始する。「Greentea」は、茶殻を配合した樹脂でできているもので、ゴムチップ特有の匂いがないのが特徴である。
 ロングパイル人工芝サッカー場一面で全量使用した場合には、「お?いお茶」(525ml)約43万本分の茶殻を配合することになる。黒ゴムチップの充填材と比較して、表面温度の上昇を約7℃抑制できる。
 茶殻には茶の樹木(植物)が吸収したCO2が蓄えられているため、茶殻をリサイクルした同製品では、サッカー場一面あたり大気中にある約4.3トンのCOを削減できる計算となる。なお、約4.3トンのCO2はサッカーボールに換算すると約1万2000個分になる。