日清食品:キャタピラを「位置商標」として登録
2018.07.04
日清食品ホールディングスは、「カップヌードル」の象徴的な帯型の図形を「位置商標」として出願し、2018年4月6日に商標登録(登録番号:第6034112号)された。今回、カップ上下段に印刷された帯型の図形(キャタピラ)が、「位置商標」として登録を認められたものである。
「カップヌードル」は、日清食品の創業者・安藤百福が発明した世界初のカップ麺で、1971年の発売以来、多くの人たちに愛され、インスタントラーメンのNo.1ブランドの地位を不動にしている。
安藤百福がデパートで見かけた "洋皿" をモチーフに、大高猛氏が手がけたパッケージデザインは、発売47年目を迎える現在でもその斬新さは失われていない。発売当時のデザインを一貫して守りつづけ、上下の帯型の図形だけで認識されるようになったことから、商標登録に至ったものである。