TOKYO PACK 2018:670社・団体、2,626小間規模で開催
2018.07.24
日本包装技術協会(JPI)主催の「TOKYO PACK 2018」の開催について、都内で記者発表会が催された。670社・団体、2,626小間(7/6現在)での開催規模となる予定で、2018年10月2日?5日の4日間(10:00?17:00)にわたり有明・東京ビッグサイト(1?6ホール)で開催される。
専用WEBサイトをリニューアルし、すでに来場事前登録を開始しており、登録者数で65,000人、総入場者数で190,000人を目指している。記者発表会では、実行委員長の村本守弘氏と主催者を代表して事務局長の小籠宣幸氏があいさつに立った。
まず、次回の「TOKYO PACK 2020」を、2020年の「東京オリンピック・パラリンピック」の準備・開催期間に東京ビッグサイトが使用できないため、2021年2月下旬の開催に決定したことが報告された。開催日時の詳細については、今後決まり次第、明らかにされるとのことである。
そのあとの「TOKYO PACK 2018」の開催概要の説明では、「考えよう 地球を守る パッケージ」をテーマの下に出展内容の特徴として、1)環境対応(3R、省エネ・省資源、簡易包装)と2)食糧問題(食品ロス、賞味・消費期限の延長)、3)海外市場(生産拠点の国際化、新興国需要の開拓、企業連携)4)労働力不足(協働ロボット、センサー・画像認識)、5)生産性の向上(AI、IoTなどの技術)の5つが挙げた。
また併催展には「グッドパッケージング展」をはじめ「木下賞受賞作品展」「医薬品包装コミュニティゾーン」「パッケージデザインパビリオン」「通販・ギフトパッケージゾーン」「2030包装未来予測プロジェクト」「明治150年と包装」などが開催される。
基調講演では、IKEA of Sweden ABのパッケージ部マネージャー代理のアラン・ディックナー氏とオランダ包装協会会長兼欧州包装研究所事務局長のマイケル・ニューエスティーグ氏が講演する。他にも、出展社の最新包装技術セミナーやテクニカルセミナー、トレンドセミナー、医薬品包装セミナー、通販・ギフトパッケージセミナー、パッケージデザインセミナーなど充実した内容である。