アサヒビール:「スーパードライ」初の業務用
2019.03.27
アサヒビールは、「スーパードライ」ブランドの若年層の新需要創造を目指す新商品「ザ・クール」(334ml)を、2019年4月9日から全国で新発売する。ブランドとしては初の業務用市場向けの商品で、小びんで発売する。
「さらりとした飲み口、キレ味さえる辛口の生ビール」とのブランドの味の骨格はそのままに、苦味や渋みを抑え、すっきりした味わいが楽しめるビールだ。この味を「洗練された、シャープな新辛口」と表現し、商品ラベルで訴求する。
年代別のビール類の消費動向を見てみると、20?30代の家庭内での購入容量は他の世代と比較して少ない傾向にある一方、20?30代の若者は、友人や知人とともに飲食店などで酒を楽しむ、いわゆる"外飲み"の利用頻度他の世代よりも高い傾向にある。
6割以上が飲食店からビール類の飲用を始めており、"外飲み"の場を自分らしさを開放できる場として捉えていることが分かった。業務用市場での新たな飲用シーンの提案が若年層のビール需要拡大に繋がることが推測される。
そこで業務用市場向けに「若者が仲間と一緒にビールを飲んで、開放的に盛り上がる!」そんな飲用シーンに合うブランドの確立に取り組む。具体的には、「ザ・クール」をびんから直接飲用するスタイルを提案する。
パッケージでは、右半分をシルバーとしブランドの洗練されたスタイリッシュな世界観を表現し、左半分で開放感や爽快感を表現する「THE COOL」のロゴを青いグラデーションで訴求している。