キリンビール:グランドキリン缶をリニューアル
2019.07.16
キリンビールは、「グランドキリン」の「JPL(ジャパン・ペールラガー)」を「IPL(インディア・ペールラガー)」としてリニューアルし、2019年7月29日から「Tap Marché(タップ・マルシェ)」で、缶は7月30日から全国の量販店で発売する。
「IPA(インディア・ペールエール)」と「WHITE ALE(ホワイト・エール)」も2019年5月中旬製造品から缶のパッケージをリニューアルし発売している。現在、「IPA」「JPL」の2品で販売されているものが、「IPA」「IPL」「WHITE ALE」の3品となる。
クラフトビール市場は拡大をつづけており、2019年の販売量は前年比で約1割増が見込まれる。業務用市場では一台で4種類のクラフトビールが楽しめる「Tap Marché」を展開して、クラフトビールの接点拡大と魅力化を推進し、量販市場で魅力的なクラフトビールを提案している。
「グランドキリン」シリーズは、「Tap Marché」に加えて量販市場でも販売し、外飲みと家飲みの架け橋となるブランドである。それぞれ異なるビアスタイルを体験できるフラッグシップ3品をブラッシュアップしてクラフトビールの魅力をさらに広く発信していく狙いである。
リニューアルでは、「クラフトビールとしてより分かりやすく、より手に取りやすく」をテーマにデザインと一部味覚をブラッシュアップしたものだ。味を想像しにくかった「JPL」を、一般的に使われるようになった「IPL」のビアスタイル名に変更したものだ。
また麦芽とホップの使用比率を見直し、よりインディア・ペールラガーとしてふさわしい華やかで力強いホップ感に仕上げている。パッケージは「ジャケ買い」したくなるような華やかさを進化し、華やかな色とデザインでビアスタイルを表現している。
PLは「赤」、IPAは「緑」、WHITE ALEは「青」とパッケージ色で記憶に残りやすくしたデザインしている。またビアスタイルを強調した商品名の下に、どのような味か分かりやすく表現している。