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サッポロビール:オリジナルビール

2019.09.10

n_20190910_04.jpg サッポロビールは、2018年10月スタートの「HOPPIN' GARAGE」で企画されたオリジナルビールのなかから評価の高かった発泡酒「もぐもぐして探検するハニー」「佐世保スイングエール」「婚姻のグレジュビール」の3品(350ml缶×12本、販売価格3,980円・税別)を数量限定で、2019年9月20日から自社ネットショップで発売する。
 「HOPPIN' GARAGE」は、生活者から募った斬新なアイデアをもとに極小ロットでビールをつくり、コミュニティ内のユーザー評価や市場性を踏まえ商品化を目指すプロジェクトである。
 発足から約1年が経過し、すでに11品のオリジナルビールが生み出し、250回のイベントを開催して延べ3,000人近い顧客が参加するビール好きが集うコミュニティへと成長している。今回の発売で商品評価の収集と高付加価値型のビジネスモデルの可能性を探り、新たな顧客接点の創出に取り組む。
 「もぐもぐして探検するハニー」は、キッチハイクの共同代表・COOの山本雅也氏が、世界中の家ごはんを食べ歩く旅路の途中、ラトビアの首都リガで飲んだ思い出のビールにインスピレーションを得て企画したものだ。世界各地で採取された12種類の蜂蜜を比較し、厳選の蜂蜜を採用して旅情を感じる爽やかで甘く苦い味わいに仕上げている。
 「佐世保スイングエール」は、一般人の森本夏実氏が一人旅で偶然訪れた長崎県佐世保市のジャズバーと、その店を通し強い絆で結ばれることになった人たちへの思いを込めて企画したものだ。トウモロコシを原料の一部に使用し、焙煎麦芽で焦がした香りをつけ、バーボンを思わせる香り高いビールに仕上げている。
 「婚姻のグレジュビール」は、Soup Stock Tokyoなどのスマイルズ・社長の遠山正道氏が、中世の架空の貴族シトラス家とモルトファミリーとの婚姻をテーマに企画したものだ。アルコール度数は6%と高めで、グレープフルーツ果汁を発酵前に添加し、ビールと思えない爽やかでフルーティーかつ力強い味わいに仕上げている。