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ニュースフラッシュ

アサヒグループ食品:プロテインチョコバー

2019.10.01

n_20191001_02.jpg アサヒグループ食品は、「1本満足バープロテイン」の「ヨーグルト」(現在販売休止)を、2019年10月7日から全国で販売を再開し、また「チョコ」と合わせ2アイテムで販売をスタートする。日中の活動やスポーツ後をサポートするバータイプのチョコレート菓子である。
 1本にプロテイン15gを配合し、中身には5つに分けられるスリットが入って、スポーツの合間にも食べやすい設計となっている。またプロテインに加え、5種のビタミンと9種の必須アミノ酸を配合し、5種のビタミンにはV.B1、V.B2、V.B6、V.B12、V.Eがある。
 同シリーズは、スポーツ・フィットネスを楽しむ人など、手軽にプロテインを摂取したい人に向けた栄養調整食品である。2018年10月に、1本に15gのプロテインを配合した「プロテインチョコ」「プロテインヨーグルト」の2品を発売している。
 昨今のプロテイン市場の拡大を背景に、運動後においしく手軽にたんぱく質を補給できる商品とあって発売直後から好評で、当初の販売計画を大幅に上回る出荷となった。この間、充分な供給量を確保できない状況がつづいたため、同年11月末から出荷調整を行い、販売を一時休止していたものだ。
 その後、2019年4月から「チョコ」のみ地域限定で、7月には全国に拡大し販売を再開した。そして「ヨーグルト」についても供給体制が整い、全国での販売を再開するものだ。
 朝食や昼食などと一緒に喫食し、また間食として利用されることが多い傾向にあるが、2018年発売の「プロテイン」シリーズは運動前後に食べるという、新たな利用機会を創出したことでブランドの活性化に寄与している。ブランドの2018年の売上では前年比113%と好調に伸長し、2019年は前年比115%を目指す。
 セルフケアの考えの浸透などで筋肉づくりや、美容目的でのプロテイン需要が高まっている。こうした背景から2014年以降、プロテイン市場は拡大をつづけ、2019年の市場規模では前年比103.3%の約450億円となる見込みだ。
 
(※)9種の必須アミノ酸...リジン、ヒスチジン、フェニルアラニン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、バリン、スレオニン、トリプトファン。