日本製紙:次世代型アセプティック紙容器システム「NSATOM」を完成
2020.09.16
日本製紙は、四国化工機と次世代型アセプティック紙容器システム「NSATOM」を完成した記者発表会を開催した。様々記者会見のリモート化が進むなか、同社・代表取締役社長の野沢徹氏と四国化工機・代表取締役社長の植田慈氏の同席のもと基本的な感染対策が施され実施された。
開発計画を発表してから(緊急事態宣言下を含む)約2年を経て、ほぼ予定通り完成したもので、飲料メーカーを中心に2020年10月に四国化工機の本社所在地の徳島での実機見学の後、11月から受注を開始する。
2021年度には1号機、2号機の設置を予定しており、その内の1台は同社リキッドパッケージプロダクト内に設置し、顧客のテスト充填などに利用する予定である。2025年度までに10台の設置・稼働を目標とし、海外でも広く需要を拡大していきたい意向である。