2021モバックショウ:167社・1,066小間で開催
2020.11.18
2021年3月9日?12日までの4日間(10:00?17:00)、インテックス大阪4会場(2?5A号館)で開催される「2021モバックショウ」についての記者会見が、都内で感染対策の下に行なわれた。
日本製パン製菓機械工業会の理事長・増田文治氏が主催者代表あいさつに立ったあと、実行委員長の中井節氏から概況と準備状況の説明があり、最後に広報委員長の山本雅弘氏が広報計画を発表した。
第27回目となる今回は、「進化する技術で!『美味しさ』の実現」をテーマに、167社・1,066小間規模での開催となる。当初は全5会場を使用する計画であったが、感染拡大の第2波につづき第3波の兆候も表れるなか、出展を控える企業が増えたことで1号館の使用を見合わせて規模を縮小したようだ。
同工業会では、大阪観光局を新に後援に加えて「2021モバックショウ感染症予防のための基本方針」を策定し、また最終的な開催判断を2020年12月15日にするなど、できる限り万全な感染症対策を実施した上での開催を目指している。
コロナ禍の不透明な状況下での開催について、増田理事長は「出展の判断に迷いや不安をできるだけ生じさせないように対策を打っています。たとえば出品に関するQ&Aや、中止の場合の出品料の返金率(80%)なども明らかにしました」と話す。
その上で、新規出展が14社となるなど意欲的な出展内容となることが予想されており、中井実行委員長は新製品情報の発信に注力していく意向を示している。また山本広報委員長は、会期中はJR大阪駅と大阪メトロ中央線コスモスクエア駅から会場間でシャトルバスを運行(有料)することを強調した。
【出展社分類別の構成比】
製パン・製菓機械......79社(47.3%)
原材料・副資材......24社(14.4%)
食品加工機械・包装機械......19社(11.4%)
その他......45社(26.9%)