キリンビバレッジ:エスプレッソティー
2021.03.05
キリンビバレッジは、「午後の紅茶」から「エスプレッソティー微糖」を、2021年3月16日から全国で新発売する。エスプレッソ抽出で濃厚な飲み応えがありながら「微糖」といった提案である。「摂りすぎない健康」をテーマに微糖カテゴリーの商品を充実させ、顧客の健康な毎日に貢献する。
今回、ショート缶コーヒーカテゴリーで購入者の構成比が大きい30?40代男性に着目したものだ。ショート缶容器は、コーヒー市場の約4割と高い構成比を占めており、近年はPETボトルコーヒーや紅茶カテゴリーを主な流出先に、30?40代の男性の購入数量は減少傾向にある。
一方で外出自粛のつづく昨今、気持ちを前向きにする紅茶などの嗜好品ニーズはさらに高まっている。エスプレッソティーとの紅茶の持つ報酬感に加えて、ショート缶ならではの少量凝縮感により、缶コーヒーとは異なる贅沢感を提供し、嗜好品ニーズに応えたショート缶紅茶市場の活性化を目指す。
2021年に発売35周年を迎えて、「幸せの紅茶、35周年の午後の紅茶?あなたに届け!ありがとう」をテーマに、日々の心ときめく幸せに寄り添い、紅茶の新たな魅力やおいしさ、飲用シーンを提案することで生活に欠かせない飲料となることを目指す。
高温高圧のエスプレッソ抽出製法により、茶葉の芳醇な香りと心地よい渋みを存分に引き出した濃い紅茶にミルクのコクをプラスし、贅沢でマイルドなおいしさが特長である。力強い味わいが特長の世界三大銘茶「ウバ茶葉」を使用している。
パッケージでは、濃厚な飲み応えを表現した濃紺をベースに、素材・製法へのこだわりや品質感のある金色をあしらったスタイリッシュなデザインに仕上げている。同社では、2021年の事業方針ビジョンに「CSVを基軸としたポストコロナに向けた再成長」を掲げている。