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日本ハム:ナチュミート

2021.03.08

n_20210308_02.jpg 日本ハムは、「NatuMeat」シリーズから「大豆ミート」の「ナゲット」「ミニハム風カツ」「野菜カレー」「キーマカレー」の4品を、2021年3月10日から全国で新発売する。シリーズは植物由来の原料を使用し、肉のような食感が特長である。今回ラインアップを拡充し、さらにパッケージをリニューアルしたものだ。
 欧米だけでなく日本でも、健康志向の高まりから代替肉の需要が拡大している。食の選択肢を広げられるよう、2020年3月に肉の代わりに大豆やこんにゃくなど植物由来の原料を使用して肉の食感と風味を再現した「ナチュミートシリーズ」を開発し販売した。
 生活者の植物肉に対するイメージ調査では、「健康的である」「良質なタンパク質がとれる」との回答は男性よりも女性の方が意識は高いことが分かった。今回は、女性をターゲットに商品ラインアップを拡充し、2020年発売の「ハムタイプ」「ミートボールタイプ」など4品をリニューアルしたものだ。
 既存品を合わせ、「ナチュミートシリーズ」として計8品のラインアップに拡充する。食肉品の商品開発で培ったノウハウを活用し、植物由来原料のおいしさを引きつづき追求する考えである。同社では4品計の小売りベースで年間4.4億円(税込)の販売目標金額を設定している。