アサヒグループ食品:枯草菌C-3102株配合のサプリメント
2021.06.05
アサヒグループ食品は、2012年発売で好評な「ビオマイン」コートタイプ(90粒、想定価格3,306円・税別)を機能性表示食品として、2021年6月15日から通販チャネルのアサヒカルピスウェルネスショップ内カルピス健康通販で発売する。リニューアルした「ビオマイン」は、枯草菌(バチルス・サブチルス)C-3102株を配合した機能性表示食品だ。
枯草菌C-3102株には、腸内にもともといる善玉菌(ビフィズス菌、酪酸産生菌)を増やすことで腸内環境(腸内フローラ)を整えることが報告されている。1日の摂取目安量の3粒で枯草菌C-3102株が24億個含まれている。
機能性表示食品市場は年々拡大し、2021年には前年比約112%になると予想されている。制度開始の2015年と比べて、市場規模では約12倍になる見込である。さらに種類別では、2021年のサプリメント市場は約108%と伸長し、市場全体の44%以上占める構成となることが予想される。
機能性表示食品のなかで、効能として整腸効果を訴求するサプリメントは、2021年予測で前年比約105%になると見込まれている。同社では、「心とからだの健やかさへのお手伝い」を目指し、1919年発売の「カルピス」の研究に由来する独自素材や技術を活用した健康食品をはじめ、通販チャネル限定品を販売する。
「枯草菌C-3102株」は、「カルピス」由来の微生物研究により発見された独自の(菌)微生物である。今後も、乳酸菌や酵母などの有用な微生物活用を通し、人々の健康的な暮らしと生活の質の向上に貢献する商品開発に取り組んでいく考えだ。