キリンビール:濃い発酵レモンサワー
2021.09.24
キリンビールは、「発酵レモンサワー」ブランドから新フレーバー「濃いレモン」(350ml、500ml)を、2021年10月5日から全国で発売する。
RTD市場は顧客の嗜好やニーズの多様化などで拡大傾向がつづく一方で、ビール類・RTD飲用者の約8割が人工的と感じている。同社では、RTDに求める「おいしさ」と「人工感の払拭」を両立した商品機会と捉え、RTDカテゴリーの新コンセプトとして「自然とつくる、人に心地いいお酒」を掲げ、高付加価値商品で新飲用シーンの提供を狙う。
2021年3月に「発酵レモンサワー」を発売し、世界初の発酵レモン果汁使用の味わいが多くの顧客に評価され、トライアル率は高く8月には4,000万本を突破するなど大きな支持を得ている。
ブランドでは「おいしさ」「品質感」などが支持されている一方で、顧客からアルコール度数のラインアップ拡充を求める声も多数寄せられている。RTD市場はアルコール度数5%と7%の商品がけん引し成長をつづけていており、今回アルコール度数5%の新商品発売に至ったものだ。
同社RTDのなかで最も多いレモン果汁量12%で、香料と酸味料、甘味料無添加の発酵で引き出された、より豊かなレモンの味と香りが楽しめる。「格別なおいしさ」「人工感の払拭」を両立し、RTD概念を一新する高付加価値商品で、好調な「発酵レモンサワー」につづき伸長するRTD市場の活性化を目指す。
RTD商品のなかで最多のレモン果汁量12%で、発酵による豊かなレモンの味と香りを楽しめる。飲みやすく飽きないおいしさに仕上げ、発酵により深い味わいやまろやかさ、華やかさや香りなどの新たな香気成分を55種類増加する。レモンサワーのより深いおいしさと自然な味わいを実現する。
パッケージでは、発酵レモンの豊かなおいしさを直感的に伝える、品質感のあるデザインに仕上げている。聖獣麒麟のロゴを冠し、おいしさと品質の証を伝える。