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資生堂:インナービューティーブランド

2021.11.06

n_20211106_01.jpg 資生堂は、自分らしい健康美を実現するため、身体の内面を整え健やかで美しい肌を目指す「インナービューティー」に着目した、新しいインジェスティブル(摂取型)のビューティーブランド「INRYU」(全3品目3品種)を、日本では2022年1月から総合美容施設「SHISEIDO THE STORE」で、中国では2022年3月からECチャネルで発売する。
 「INRYU」は、2019年に既存事業のイノベーションと新規事業開発の推進の拠点として上海に設立した、中国事業創新投資室(China Business Innovation & Investment Office:CBI)の開発した中国発のサプリメントである。
 同社は、2030年に「PERSONAL BEAUTY WELLNESS COMPANY」として、生涯を通じ1人ひとりの自分らしい健康美を実現する企業を目指し、その主要戦略の1つとして中長期戦略「WIN2023 and Beyond」でインナービューティー事業の開発に取り組んでいる。
 近年、地球環境の変化や世界中の人々の生活に影響を与えたコロナ禍などで健康への意識が高まり、なかでも食生活や睡眠などに着目し、身体の内面を整え、健やかな美を目指すインナービューティーが注目されている。
 中国での美容意識の高まりと、飲む・食べるなどのインジェスティブルビューティー市場の成長を背景に、「INRYU」はCBIによる生活者インサイトの収集と分析、テストと同社が長年培ってきた血管研究や美容成分開発、感性価値開発など、内面美を引き出す研究知見を融合させて誕生した。
 「INRYU」の発売を通じ、自分らしい健康美を追求する機会を顧客に提供し、同社が「PERSONAL BEAUTY WELLNESS COMPANY」として2030年に実現を目指す、「人々が幸福を実感できる」サステナブルな社会の実現に貢献する考えである。