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ニュースフラッシュ

花王:ビーチ規制配慮設計の日やけ止め

2021.12.10

n_20211210_01.jpg 花王は、カネボウ化粧品の「ALLIE」を「世界を想う 美しさつづく日やけ止め」ブランドとしてリニューアルし、2022年2月12日から新商品を発売する。「世界とともに自身も美しくありつづけてほしい」との願いを込め、ブランドコンセプトに「Think Sustainability, Be Beautiful」を掲げている。
 「アリィー」の新商品「クロノビューティ」シリーズ(5品目、10品種)には、ハワイやパラオなど、一部の国・地域・ビーチの規制に配慮した設計の「ビーチフレンドリー処方」を採用する。高い紫外線防御機能や使用感の良さ、美しい肌仕上がりも兼ね備え、どのビーチでも美しく楽しく過ごせる品質に仕上げている。
 パッケージには環境配慮の素材を採用するほか、ハワイ州観光局とタイアップし、環境保全につながる活動なども実施する予定である。同社はこれまで、日やけ止めでニーズや使用シーンに合わせ、様々な提案を行なってきた。今後も各ブランドの活動を通じ、多様な価値観に寄り添っていく考えである。
 サンスクリーンブランド「ALLIE」は、グループが化粧品事業で注力するブランドの1つだ。2000年の誕生以来、高い紫外線防止効果と使用感の良さの両立を追求してきた。
2021年春にはマスク着用が常態化したことでメイク意識の変化を捉え、日やけ止めだけで肌をキレイに見せるノーファンデUVを発売するなど、時代に即した付加価値の提案を行なってきた。昨今、世界では一部の国・地域・ビーチで、特定成分を含む日やけ止めの持ち込みや販売などを制限する動きがある。
 そこで、世界のどのビーチでも美しく楽しく過ごしてほしいとの願いを込め、ハワイやパラオなど一部の国・地域・ビーチの規制に配慮した設計の「ビーチフレンドリー処方」を採用したシリーズを発売するものだ。
 SPF50+・PA++++との高い紫外線防御効果とベタつきにくい感触と美しい肌仕上がりの持続を実現する。これまで「ALLIE」の強みとしてきた、擦れに強く落ちにくいフリクションプルーフや、汗・水に抜群に強いスーパーウォータープルーフ機能も搭載し、美しさがつづく商品設計としている。
 中心アイテムの「ジェルUV EX」をはじめ、高輝度パール配合で肌をトーンアップするタイプやノーファンデUVなど、ニーズに合わせ使用できるアイテムを揃えている。
 外装にはFSC認証取得の紙を採用しプラスチックを削減する。容器の一部にバイオマス素材を採用するなど、環境保全につながる活動に取り組む。2022年3月からは、「ALLIE」の考えるサステナビリティに共感する企業や団体、顧客とともに取り組む活動「Think Sustainability Action」をスタートさせた。
 ハワイ州観光局とタイアップし、海をキレイにする活動などを実施し、5月発売予定の数量限定品の外装には、「ALLIE」の過去の紙の店頭販促物を回収して再生し、素材の一部として使用する。また商品の売上げの一部を環境保全活動団体に寄付する予定である。