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ニュースフラッシュ

湖池屋:新しい米スナック

2022.01.26

n_20220126_05.jpg 湖池屋は、新しい米スナック「愛をコメて」から「ガリシュリ」「ミートドリア」の2品(27g、参考小売価格 175円・税別)を、2022年1月24日から全国CVSとオンラインショップで発売する。ホクレン農業協同組合連合会の協力により、原料に北海道産米を使用した濃厚ノンフライとたんぱく質入りの新しい米スナックである。
 日本の主食といえば 米だが、1世帯当たりの支出金額は20年前の約6割と激減し、今ではパンに抜かれている状況である。同社調査では、20代の若者を中心に1日3食のいわゆる「規則正しい」食生活が変化し、スナックが食事の代わりになる傾向も見えてきた。
 すでに「主食」と「間食」の境界が曖昧になり始めている現在で、食の「分食化」「乱食化」は、次世代の食スタイルのスタンダードになっていくと考えられる。こうした食生活の変化を背景に、昨今の糖質制限ブームも相まって、米は「お腹にたまる重たいモノ」として捉えられることが増えている。
 同社では「米」の価値をあらためて若者たちに伝えたいとの想いから、スナック菓子メーカーとしての知見と技術を生かし、米の魅力を最大限に生かした次世代型の新商品開発に着手した。今回、注目したのは日本の食として馴染みの深い「おにぎり」である。
 米の1世帯当たりの支出金額が減少するなかでも、「おにぎり」は直近20年間で4割増と大きく伸長している。「おにぎり」が好まれる理由として、「軽さ」「簡便」「時短」などが挙げられる。そこで、スナック感覚で食べられ、おにぎりの旨さを凝縮させたような味わいの感じられる新商品を開発した。
 独自製法でノンフライかつ濃厚な味わいを実現し、たんぱく質入りで1袋110kcalに仕上げている。またSDGsの観点から環境影響を考慮し、包装には紙素材を使用した次世代型のパッケージを採用している。
 北海道産米を使用したパフはザクッとほろっとした新食感であるだけでなく、ゴロっとした具材が見えることから、「おにぎり」を思わせる「食」のような仕上がりとなっている。味の展開は2種類で、「ガリシュリ」は香ばしい海老の旨みにガーリックとバターを利かせたガーリックシュリンプの味わいである。
 また「ミートドリア」は、ゴロっとしたニクニチーズのコクが聞いたミートドリアの味わいが凝縮されている。形状は三角形のおにぎり型を基本とし、「食」を楽しめる要素の一部にハート型も入れている。