• ニュースフラッシュ
  • ワールドビュー
  • 製品情報
  • 包装関連主要企業
  • 包装未来宣言2020

トップページ > ニュースフラッシュ > 伊藤園:長野産りんご果汁飲料

ニュースフラッシュ

伊藤園:長野産りんご果汁飲料

2022.03.11

n_2022_0311_03.jpg 伊藤園は、全国農業協同組合連合会(JA全農)の推進する国内農業支援の取り組み「ニッポンエールプロジェクト」品として共同で開発した、りんごの爽やかな香りと味わいが楽しめる「ニッポンエール」の果汁10%未満の清涼飲料水「長野県産りんご」(280g、希望小売価格130円・税込)を、2022年3月14日から全国で新発売する。
 同プロジクトは、「全国から届けられる日本産のたべものに、そしてニッポンに、ここからエールをおくろう」とのコンセプトのもと、JA全農と同社および販売先が協力し、国産農畜産物のPRやキャンペーンなどを展開し、商品を通じ産地を応援する活動である。
 同社は、リーフ品の販売から事業を始め、現在では茶系飲料や野菜飲料などの販売を手掛け、国内農業とも密接に関わっている。国産農作物のおいしさや質の高さをより多くの人に広めていきたいとのJA全農の想いに共感し、農業の持続可能な発展のためにプロジェクトに参画した。
 これまでに、2021年6月に発売した「宮崎県産日向夏」を皮切りに、「大分県産完熟かぼす」「沖縄県産完熟シークヮーサー」を発売し、生活者の支持に加え、産地からも多くの喜びの声が寄せられている。
 日本の農業就業者は過去20年間で半減し、農業最前線では高齢化の加速やコロナ禍による販売の伸び悩みといった課題が山積する。りんご収穫量全国第2位を誇る長野のりんご農家も同様で、自然災害による甚大な被害や後継者不足などを要因に廃業する農家が少なくなく、2020年のりんご生産量は20年前に比べて2割以上減っている。
 そこで「ニッポンエール」の展開を通じ、あらためて長野産りんごのおいしさと魅力を全国に届けるとともに、生果の販売拡大にも貢献し、長野のりんご農家を応援したいと考えたものだ。同社は、JA全農との共同開発製品販売を通じ、日本の農業と生活者を結ぶ架け橋となり、国産農畜産物の認知と需要拡大に貢献する考えだ。