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ニュースフラッシュ

FOOMA JAPAN 2022:過去最多865社規模で開催

2022.04.14

n_2022_0414_04.jpg 日本食品機械工業会は2022年6月7日~10日の4日間、過去最多の865社・34,723m2規模(4月14日現在)で「FOOMA JAPAN 2022」を開催する。コロナパンデミックや東京五輪&パラ開催で会場使用が制約されて以降、初の有明・東京ビッグサイト(東全館1~8)での開催である。
 「Restart」をテーマに、これまでにない来場価値の提供を目指し、オープンイノベーションの一環としてスタートアップゾーンを新設する。また優れた研究開発の成果を顕彰する「アワード」を創設するほか、新たな取り組みを多数実施する予定である。
 より加速し、生産現場の省人化や自動化、無菌化を実現するAIやコボット、食の衛生管理など、コロナ禍の新生活様式で急速に多様化する食環境に応えうる最先端の技術や製品・サービスの集結した世界最大級の食品製造として、新たな食ビジネスと新展開の機会を創造する場を目指す考えである。
 
 「Restart」のテーマの下に、新しい取り組みとして主に以下の4つを推進する予定である。
(1)来場価値を高める狙いで、惣菜やフードテック分野、省エネ分野を新たに設けて食品産業の課題解決に繋がる最新技術の展示をそろえる。
(2)食品産業関連展示会初の「スタートアップゾーン」を新設し、食関連技術のオープンイノベーションを加速し、日本の誇る最新技術や新たなビジネスの機会を創出する。スタートアップゾーンには19社が出展を予定し、ピッチプレゼンも連日開催する。
(3)出展機械製品を対象に、優れた研究開発の成果を顕彰する「アワード」を創設する。食品産業の生産性の向上、省人化など様々な課題の解決と新たな食品開発への貢献、ひいては食文化および食品の安全性の向上に資することを目的とした、優秀な食品機械および関連装置の表彰である。
 最優秀賞は会期初日(6月7日)に決定し、表彰式(同日夕のレセプションで予定)で発表する。各賞の受賞製品は会期中「アワード2022コーナー」で紹介される。
(4)フードテックや食のDX、カーボンニュートラルなどをテーマに、アカデミックでビジネスに役立つセミナーやパネルディスカッションの開催や、フロントランナーや大学などの研究機関を集結し、最新からあ未来まで食のテクノロジーについての情報を発信する。
 また「食品製造ライン自動化推進プロジェクト2022 to 2024」と題して、来場者参加型の企画を実施する。
 
 「アワード 2022」の最優秀賞ノミネート製品(応募総数:37件、順不同)
(1)品川工業所のあおり炒め機「BR-1200F)」
(2)なんつねのゼウス+スコーピオン「NTDPD-340」+「CM-230」
(3)日本キャリア工業のベンディングスライサー「AZ-342)」
(4)前川製作所のセルダスシステム「MCS」
(5)マスダックマシナリーのライトデポリー「LD-P」
(6)レオン自動機株式会社の火星人「CN700」
 
 公式WEBサイトでは出展製品の動画での紹介を増やすとともに、展示会ブースの360度のバーチャルツアーなどハイブリッド展示会として力を入れている。コロナパンデミックの収束状況を鑑み、海外向け公式WEBサイト「FOOMA JAPAN ONLINE」も中国語自動翻訳機能を追加搭載など、グローバルでのハイブリッドサービスの拡大にも注力する。