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ニュースフラッシュ

森永製菓:MCT配合ベイクドショコラ

2022.06.09

n_2022_0609_03.jpg 森永製菓は、MCT(中鎖脂肪酸)オイルを配合の脂質マネジメントチョコレート「MCTスタイル〈ベイクドショコラ〉」を、2022年6月中旬から機能性表示食品としてリニューアル発売する。ベイクドショコラに含まれる中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)は、BMIが高めの人のウエスト周囲径の減少、体脂肪や内臓脂肪を減らすことが報告されている。
 新型コロナウイルス感染症の拡大で健康意識が変化するなか、体脂肪を気にする人は多、食生活の改善意向も高いことが分かっている。そのなかで、脂質に対する考え方が変化し、MCTオイルは2020年度の市場規模が前年比203%とコロナ以降急速に拡大している。
 そこで、チョコレートに使用する油脂の一部をMCTオイルに置き換え、脂質の「質」にこだわった新しいチョコを開発したものだ。MCTオイルは、溶けやすくチョコへの加工のむずかしい素材だが、同社のベイクド技術によりチョコにMCTオイルを高い割合で配合することが可能になった。
 脂質の「質」にこだわったウェルネスチョコで、6粒当たり中鎖脂肪酸1.6g(オクタン酸1.2g、デカン酸0.4g)を含有する。またベイクド技術により外側サクサクで内側なめらかな二重の食感が楽しめる。
 
(※)MCT...中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)のことで、ココナッツやパームフルーツなどヤシ科植物の種子に含まれる植物成分。一般的な食用油に含まれる長鎖脂肪酸(Long Chain Triglyceride)などと比べて短時間でエネルギーになることが特長。