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ニュースフラッシュ

味の素:植物由来パルスイート

2022.07.06

n_2022_0706_03.jpg 味の素は、カロリー50%カットの甘味料「パルスイート」から植物由来原料のみを使用した「植物由来」(100g)を、2022年8月20日から全国で発売する。2022年度の売上目標は、購入金額ベースで約2億円を掲げている。
 低カロリー甘味料市場は、コロナ禍での内食機会の増加および健康意識の高まりで伸長している。2021年度も前年比で103%と拡大がつづいている。市場の約7割を占める普及型が堅調に推移し、「パルスイート」シリーズも2019年度比で105%と伸長している。
 一方、近年は植物由来の原料を訴求した製品が、それらに関心の高い生活者を取り込み2019年度比で159%と大きく伸長し、市場を牽引している。こうした状況から、今回新たに植物由来原料のみ使用の「パルスイート」を発売する。シリーズのラインアップを拡充し、植物由来原料に関心の高い生活者のウォンツに応えることで、さらなる市場の活性化に貢献する考えだ。
 主な甘味原料には、南米原産のキク科の多年草から抽出したステビアを採用している。開発に当たっては原料を厳選し、さらに同社が長年の甘味料事業で培った知見を生かした配合により、砂糖に近いコクや濃厚感のあるおいしい甘さを実現した。
ステビア以外の原料も、とうもろこしやキャッサバなどを由来とした100%植物由来の甘味料である。砂糖の3分の1の量で同じ甘さを味わえ、いつもの砂糖と置き換えるだけでカロリーや糖質をコントロールできる。砂糖と同じ甘さ比較の場合でカロリーは80%カットとなる。
 またパッケージでは、プラスチック廃棄物削減の観点から紙包材を採用する。環境対応で「パルスイート」ブランドの価値をさらに向上させていきたいと考えている。同社は、今後も生活者の多様なウォンツに応える製品や情報を通じ、ストレスフリーなおいしさの提供で、より多くの生活者の心と身体の健康に貢献し、食と健康の課題解決企業を目指す。