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ニュースフラッシュ

キユーピー:野菜と肉の蒸し煮用ソース

2022.07.20

n_2022_0720_02.jpg キユーピーは、2021年2月発売の「蒸し煮用ソース」シリーズ全品を刷新する。「キャベツと鶏肉の蒸し煮用ソース レモン香る塩麹味」「ブロッコリーと鶏肉の蒸し煮用ソース アンチョビーガーリック味」「小松菜と豚肉の蒸し煮用ソース ゆず香るかつおだし味」「キャベツと鮭の蒸し煮用ソース ハーブ&ガーリック味」の4品(30g×2、参考小売価格185円・税別)を、2022年8月18日から全国に出荷する。
 フライパンで10分蒸すだけで、野菜たっぷりのおかずのできるコンセプトはそのままに、「野菜のおいしさを引き立てる味わい」と「簡便性」の特徴がより伝わるよう、品名とデザインの全面リニューアルと一部品位の見直しを行うものだ。
 おかず調味料の市場は、2019年まで微減がつづいていたが、巣ごもり需要の拡大を受け、2020年には増加に転じ2021年も前年を上回った。家庭内での食事の機会が増えて調理疲れの声も聞かれ、「レパートリー不足を解消したい」「もっと調理を簡単に済ませたい」とのニーズも見られるようになった。
 同社が蒸し料理に着目し、「蒸し煮用ソース」シリーズを発売(2021年2月)したあとに行った実態調査によれば、「野菜のおいしさが丸ごと味わえる」「新規性のあるメニュー」「素材の味を引き立てるシンプルな味わい」「調理中に手間がかからない簡便性」との商品の特徴が、ユーザーに高評価であることが分かった。
 一方で、パッケージからそれらの特徴を伝えきれていないとの課題も見えてきた。そこでメインとなる野菜と肉と魚の組み合わせを商品名に盛り込み、でき上がりのメニューを想起しやすくした。それぞれのソースを特徴づける香りや旨みの要素をパッケージに記載し、味わいをイメージしやすくしている。
 また10分の蒸し時間ででき上がることをワンポイントで示し、簡便調理のニーズに応える商品を伝わりやすく訴求する。既存「だし&オリーブオイル」は、和を際立たせた味わいに変更し、「小松菜と豚肉の蒸し煮用ソース ゆず香るかつおだし味」として発売する。
 「蒸し煮」とは、少量の水を加えるか、素材が持つ水分だけで蒸すように加熱する調理法を指す。蒸し煮ならブロッコリーの茎など、野菜の固い部分もやわらかく仕上がり、野菜のおいしさを丸ごと味わえ、捨てる部位を減らせる。また、蒸し煮用ソースを使えば、フライパンに蓋をし加熱中は手を加えずに済む。
 「蒸し煮」を普段の調理に取り入れれば、食材も時間も無駄にしない。野菜をたっぷり使った新しいおかずのレパートリーが増え、脱マンネリ化や調理の手間の解消にもつながる。同社では今後も、野菜の食べ方に関する新たな提案をつづけ、毎日の献立づくりでの野菜摂取のニーズに応えていく意向である。