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ニュースフラッシュ

花王:濃密セラム化粧液

2022.07.23

n_2022_0723_03.jpg 花王は、カネボウ化粧品の「DEW」から濃密セラム化粧液「アフターグロウドロップ」(1品目2品種、本体170ml、レフィル160ml)を、2022年10月1日から全国で発売する。同社初の保水膜形成技術を応用したヒアロ保水膜が長時間潤いを与えつづける濃密セラム化粧液である。
 これまで、「DEW」では在宅時間の増加による肌やスキンケアへの意識の高まりに対し、自分自身と向き合うスキンケアの時間が充実した日々につながっていくとのスキンケアコンセプト「Skincare holic」を提案してきた。今回の発売により、さらなるブランドの強化を目指す考えだ。
 化粧品事業では、「強いブランドづくり」を推し進めて「DEW」を、国内を中心に注力するブランド「R8」の一つに位置づけている。新しい生活様式で在宅時間が増加し、肌やスキンケアに対する意識が高まっている。
 「DEW」は、これまで「自分自身と向き合うスキンケア時間が、充実した日々につながっていく」との考えのもとSkincare holicを提案し、商品のビジュアルと感触、香りなどにこだわり、より感性に訴えかける、スキンケアに夢中になれるようなアイテムを展開してきた。
 今回は、長年のヒアルロン酸研究と、心地よさを追求したトロミ研究の集大成として誕生した、濃密セラム化粧液である。ヒアルロン酸研究を通じ開発した、浸透感と潤いを両立した保水膜形成技術を応用している。濃密なトロミ液が肌表面に広がり、ヒアルロン酸Na(保湿)を含む保水膜「ヒアロ保水膜」に変化する。
 厚みのあるしなやかな保水膜が肌に均一に密着し、長時間潤いを与えつづける。またミルクをイメージした香りで温もりを表現し、安心感に包み込まれるようなミルキーグリーンフローラルの香りに仕上げている。
 パッケージでは、ボトルデザインに柔らかい曲線を施し、包み込まれているようなイメージと流れるようなトロミの感触を表現している。ケミカルリサイクルPET素材を採用し、アルミパウチのレフィルを同時に発売する。外箱には環境配慮の紙を使用している。
 コミュニケーションワードとして「トロミ沼にハマる」を掲げ、店頭ポスターやプロモーション動画で展開していく予定である。トロミの心地よさやクセになるような使用感を、視覚や聴覚を通じて訴求する。
また2022年8月からブランドのLINE公式アカウントを開設し、顧客の利用頻度の高い販売チェーン名を登録すると、公式アカウントから登録内容に合わせた商品情報を発信するなど、店舗と顧客のつながりを強化していく考えだ。
 さらに顧客の肌に寄り添えるようなコンテンツの展開も検討し、デジタルとリアルの両輪で顧客とブランドとのつながりをさらに深めていく。