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コーセー:4色のアイカラー

2022.08.11

n_2022_0811_01.jpg コーセーは、若い世代のトレンドメイクをリードしてきたメイクアップブランド「ヴィセ」からアイカラー「ヴィセ ニュアンス マット クリエイター」などの新商品を、2022年10月16日から全国のドラッグストアや量販店などを中心に発売する。すりガラスのように透けるマットな質感で、立体的な目もとを演出するアイカラーなど2品種11品目である。
 また今シーズンは「ヴィセ」独自の囲み目メイクをジェンダーレスに提案していく意向である。近年のポイントメイク市場では、マスクをしていても個性を表現できるとして、眉まわりや目もとのメイクが注目されている。
 アイカラーでは、新型コロナウイルスの蔓延し始めた2020年頃から、単色の濃淡でグラデーションに仕上げるアイテムが人気である。そのあと、マスクの着脱シーンも増えた2022年現在、「マスクを外した状態の顔をバランス良く仕上げたい」「アイメイクに変化を付けて楽しみたい」とのニーズが拡大し、様々な質感や色味のアイメイクアイテムが市場を賑わせている。
 さらに塗布の方法や範囲も多様化し、同社ではアイメイクの人気は今後もますます高まると予測している。また最近は、アイメイクを取り入れる男性も増加傾向で、男性には光沢やツヤ、ラメ感を感じない、マットな質感のアイテムが支持されている。
 こうしたトレンドを背景に、今回発売するのは、ジェンダーレスで使用可能な、マットな質感の4色をセットにしたアイカラーである。軽い感触で伸び広がり、肌に溶け込むように馴染むクリアパウダーを配合し、ふんわりと透けるような発色でかつ立体感のある目もとを叶える。
 4色のパレットのうち、左上には重ねる色を美しく引き立てる「スキンリセットカラー」を配置し、ファンデーションのようにまぶたのくすみや色ムラを自然にカバーする。
 今シーズンの「ヴィセ」でジェンダーレスに提案する囲み目メイクは、アイカラーやアイライナーなどで目の周りを囲むように塗布するメイクで、1990年代にもトレンドになったメイク方法である。当時は、黒や濃い茶色などの色を、ライン状にくっきりと塗布し仕上げるのが主流であった。
 今回の提案は、透けるような色味のアイカラーを上下のまぶたに塗布することで、自然な陰影が演出された新・囲み目メイクである。パレットの上で4色すべての色を指で混ぜ、そのまま上下のまぶたに往復し塗布するだけで仕上げられる。
 4色に仕切りのない設計のオリジナルの塗布方法である。マットな質感で透けるような発色を可能にし、重くならず上品かつ凛としてハンサムな印象を与える。色展開は「センシュアルベージュ」「ハンサムレッド」「チェスナットブラウン」「ダスティピンク」「クラシックグレー」の5タイプを品ぞろえする。